2010年1月11日、オリオン通りを歩いていると「セイビドー オリオン通り本店」の
ショーウィンドウ前に何やら黒山の人だかり。一体なんの騒ぎでしょうか。
答えは、全国高校高校サッカー選手権大会の決勝戦の生中継。
山梨学院大学附属高校が、山梨県勢としては約30年ぶりに
決勝戦の舞台で戦っている最中だったのです。
はじめはギャラリーもまばらでしたが、前半11分に先取点をもぎ取ったあとは、
道ゆく人々も一度はテレビをの覗き込み、「……あれ? 勝ってるじゃんけ!」との声。
後半になるとご覧の様子で観戦にも熱が入ります。
ピンチの際には「きゃー!」、チャンスの際には「きゃー!」
声色はどちらも同じなのですが(汗)、応援はどんどんハイテンションに。
そしてついに試合終了のホイッスル!
初出場の山梨学院が、見事、県勢としても初の全国制覇を成し遂げました!!
そして一夜明けた12日、故郷に戻ったチームはさっそく市内で優勝パレードを敢行。
まずは県議会議事堂前で優勝報告を済ませ、平和通りから城東通りを東へ。
当日はあいにくの雪模様でしたが、それでも沿道には人、人、人…。
「甲府ってこんなに人がいたの?」と言いたくなるほど多くの人々が、
偉業を成し遂げたチームに感謝と祝福のまなざし、そして歓声を送っていました。
とにかくものすごい熱気!
横森巧監督が乗った先頭のオープンカーには係の制止を振り切って(汗)、
監督と握手をしに駆け寄る人や、すれ違う車に乗ったまま握手をする人も(笑)。
選手たちのテンションも最高潮。誇らしげにトロフィーや賞状を掲げる選手たち。
大歓声をあげる子供たちに笑顔でこたえるその姿を、
雪景色がかえってドラマチックに演出していたような気がします。
沿道が続くかぎり消えることのない人だかりと歓声は、この優勝が山梨県民にとって
どれ程すばらしい出来事だったか、教えてくれたような気がします。
なんだか2010年は、山梨にとって良い年になりそうな気がします。
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